こんにちは。
やまざき整体院高尾院です。
今回も皆さんの健康づくりに役立つ情報を発信していきます!
今回は、自律神経のバランスを整えて免疫力を高めるための3つのセルフケアと当院で行っている自律神経を整えるためのお手伝いについてお伝えします。
復習になりますが、私たちが健康的な生活を送るには自律神経が正常に働いていることが不可欠です。日中元気に活動するために働く交感神経と、夜ぐっすり眠るために働く副交感神経という二つ神経の優位性が、シーソーのように入れ変わっていることを自律神経がバランスのとれた状態といいます。
このバランスが崩れることを自律神経失調症とよび、ほとんどが交感神経優位になりすぎてしまい、回復力が働きにくい状態に陥り、免疫力が低下してしまいます。
セルフケア
笑う
笑うとは、実は「吐く」という行為から進化したそうです。
例えば何か悪いものを食べてしまった時、吐き出すことで体を守ります。
これと同じように嫌なことやつらいことがあった時に笑い飛ばすという行為は、ストレスを吐き出し”心”を守るそうなのです。
さらに笑うという行為は、喜びの感情とつながっている副交感神経反射です。
そのため、笑うと心身がリラックスし、筋肉の緊張が緩み、血行が促進され免疫力が高まるのです。
おもしろいことに『作り笑い』でもその効果は大きいそうです。
7時間以上の睡眠
個人差はあると思いますが、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上の人に比べ、4倍ほど風邪をひきやすいそうです。
充分な睡眠が免疫力を高めるのは周知の事実ですが、日本の15歳以上で平均7時間以上の睡眠をとっている人は3割に満たないそうです。
さらに、6時間睡眠を2週間続けると2日間徹夜をしたのと同じくらい体調が悪くなるというデータもあるようです。
朝日を浴びる
睡眠の時間はもちろんですが、その質も重要です。
朝日を浴びると、それを合図にセロトニンという活動的な脳内ホルモンが放出され、一日のスタートを切るスイッチが入ります。その後15時間ほど活動モードが続き、セロトニンはメラトニンという休息を促すホルモンへと変化し、質の良い睡眠を促すのです。
つまり、質の良い睡眠の鍵は、朝のセロトニン分泌が握っているといっても過言ではないのです。
当院でのお手伝い
自律神経のバランスを整えるために当院で行っているお手伝いについてお話していきます。
自律神経失調症は生活習慣や生活環境などのさまざまな要因が重なって起こりますが、注目したいのは『猫背で前かがみの姿勢』が大きな要因となっていることです。このような姿勢では肺が膨らみにくく息が深く吸えなくなるため無意識に浅い呼吸を繰り返してしまいます。
すると知らず知らずのうちに交感神経を過緊張させ、リラックスが苦手な体になるので自律神経失調症の典型的なパターンに陥ってしまうのです。
自律神経失調症改善の鍵は、姿勢を良くすることと言っても過言ではありません。
当院では、姿勢を改善することで自律神経のバランスを整えていくお手伝いしています。
猫背の根本原因である肋骨にソフトな手技で骨格調整を行うことで胸郭の広がりを改善し、肺が膨らみ『深い呼吸』ができる状態を作っていきます。
そして深い呼吸が自然に行えるようになると、働きの落ちていた副交感神経の優位性が高まりはじめ、崩れていた自律神経のバランスが整い、免疫力が働きを取り戻していきます。
コロナ禍で不安やストレスの多い昨今、姿勢を改善することで体と心を整え、免疫力を高めていきましょう。